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ANAカードのおすすめ11選2024年版!マイルが貯まりやすいカードや選び方

マイルが貯まりやすいANAカード

ANAの航空機に乗る機会が多い人は、ANAカードを発行すると効率的にマイルを貯められ、お得に搭乗できます。

ANAカードは複数発行されているため、「マイルが貯まりやすいカードを知りたい」
「どれを選んでいいか基準が分からない」との声も多いです。

発行するカードによって年会費やポイントの貯まり方が違うため、航空機に乗る頻度や利用場面に合わせて自分に合うカードを選ばなければいけません。

本記事では、おすすめのANAカードを11種類厳選して紹介。

ANAカードの選び方やANAカードに関する基礎知識も解説するので、自分に合うカードを選ぶ参考にしてください。

本サイトが独自に調査したおすすめのANAカードは、以下の11種類です。

  • ANA一般カード
  • ソラチカ一般カード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・カード
  • ANA VISA Suicaカード
  • ANAワイドゴールドカード
  • ANAダイナースカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ソラチカゴールドカード
  • ANAワイドカード
  • ANA JCBカード ZERO
  • ANAカード学生
目次

ANAカードおすすめ11選の特徴を比較

ANAカードのおすすめ11種類の、年会費やマイルの獲得方法についての比較表を以下へ取りまとめました。

この表はスクロールできます。
クレジットカード 年会費 マイル還元率 ボーナスマイル 航空券購入時のマイル 国際ブランド 申し込み対象 付帯保険
ANA一般カード
ANA一般カード
2,200円
※初年度無料
0.5% ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
100円で1.5マイル ・Visa
・Mastercard
・JCB
満18歳以上(高校生・大学生は除く)
※JCBは本人または配偶者に安定継続収入がある
・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで(JCBは海外のみ)
ソラチカ一般カード
ソラチカ一般カード
2,200円
※初年度無料
0.5% ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
100円で1.5マイル JCB ・18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入がある
・高校生を除く18歳以上の学生
・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで(海外)
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
7,700円 1.0% ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
100円で2.5マイル American Express 原則20歳以上で定職に就いている ・海外旅行傷害保険3,000万円まで
・国内旅行傷害保険2,000万円まで
・ショッピング補償年200万円まで
ANA VISA Suicaカード
ANA VISA Suicaカード
2,200円
※初年度無料
0.5% ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
100円で1.5マイル Visa 満18歳以上(高校生は除く) ・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで
ANAワイドゴールドカード
ANAワイドゴールドカード
15,400円 1.0% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
100円で2マイル ・Visa
・Mastercard
・JCB
満18歳以上(高校生は除く)で本人に安定継続収入がある※JCBは 20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入がある ・海外旅行傷害保険5,000万円(JCBは1億円)まで
・国内旅行傷害保険5,000万円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間300万円(JCBは500万円)まで
ANAダイナースカード
ANAダイナースカード
29,700円 1.0% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
100円で2マイル ダイナースクラブ ダイナースクラブ所定の基準を満たす ・海外旅行傷害保険1億円まで
・国内旅行傷害保険1億円まで
・ショッピング補償年間500万円まで
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
34,100円 1.0% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
100円で3マイル American Express 原則20歳以上で定職に就いている ・海外旅行傷害保険1億円まで
・国内旅行傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間500万円まで
ソラチカゴールドカード
ソラチカゴールドカード
15,400円 1.0% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
100円で2マイル JCB 20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入がある ・海外旅行傷害保険1億円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間500万円まで
ANAワイドカード
ANAワイドカード
7,975円 0.5% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
100円で1.5マイル ・Visa
・Mastercard
・JCB
満18歳以上(高校生・大学生は除く)
※JCBは本人または配偶者に安定継続収入がある
・海外旅行傷害保険5,000万円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで
ANA JCBカード ZERO
ANA JCBカード ZERO
無料
※5年間
0.5% 搭乗ボーナスマイル10% 100円で1.5マイル JCB 18歳以上29歳以下(学生不可)で本人または配偶者に安定継続収入がある
ANAカード学生
ANAカード学生
在学期間中年会費無料 0.5%
※JCBは1.0%
・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
・Visa
・Mastercard
・JCB
18歳以上の学生(高校生は除く) ・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで(JCBは海外のみ)

それぞれのクレジットカードのおすすめによって、年会費や受けられる特典が違います。

年会費の負担をできるだけ軽くしたい人には、一般カードがおすすめ。

普段の通勤や通学でマイルを貯めたい人には、交通系IC一体型のソラチカ一般カードまたはANA VISA Suicaカードが向いています。

マイル以外にも豊富な特典を受けたい人には、ANAダイナースクラブカードやゴールドカードがぴったり。

年会費の負担をある程度抑えて、継続ボーナスや搭乗ボーナスを重視したいときは、ワイドカードを選びましょう。

ANA一般カードは搭乗機会が少なめの人にぴったり

ANA一般カード

公式サイト https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/ichiran/?cat=01
年会費 2,200円
※初年度無料
マイル還元率 0.5%
ボーナスマイル ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で1.5マイル
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
申し込み対象 満18歳以上(高校生・大学生は除く)
※JCBは本人または配偶者に安定継続収入がある
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで(JCBは海外のみ)

ANA一般カードは年会費が2,200円と手頃な上に、継続ボーナスマイルで負担を軽減できるため、搭乗機会が少なめの人にぴったりです。

ANAの航空券を購入するとき、1マイルの価値は国内線で3円~5円程度と言われます。

例えば、21日前までに予約する東京から札幌までのANA FLEXD運賃は以下の通りです。

  • 早割運賃は17,600円~31,200円程度
  • 必要マイルは7,500

運賃を必要マイル数で割ると、2.4円~4.16円になります。

直前の予約や廃シーズンのフライトではさらにマイルの価格が上がり、6円程度になるケースも。

マイルの価値が2.4円としても、継続ボーナス1,000マイルで2,400円換算になり、年会費の元が取れる計算です。

搭乗ボーナスマイルも10%受け取れて、航空機に乗る機会が少なくてもお得に利用できます。

ANA一般カードのポイント還元率は0.5%で、200円につき1マイル獲得できます。

搭乗機会が少なく、年会費の負担を抑えてANAカードを保有したい人は、ANA一般カードに申し込みましょう。

ANA一般カードの国際ブランドによる違い

ANA一般カードは国際ブランドによって特徴が違います。

国際ブランド マイル倍コースの移行手数料 年会費の特典 貯まる通常ポイント
・Visa
・Mastercard
6,600円 マイ・ペイすリボに設定し年1回以上リボ払い手数料の支払いがあれば年会費1,127円 Vポイント
JCB 5,500円 Oki Dokiポイント

VisaとMastercardの発行元は三井住友カードで、貯まるポイントはVポイントです。

支払い方法をリボ払いに設定し、年1回以上手数料を支払うと、年会費が1,127円に割り引かれます。

マイルの移行数を倍にするには、年会費6,600円が必要です。

マイル倍コースを利用するなら、JCBブランドの年会費が1,100円安く済みます。

年会費とマイルの移行レートのどちらを重視するかで、発行するカードを決めましょう。

ソラチカ一般カードは東京メトロの利用でもポイントが貯まる陸マイラー向けカード

ソラチカ一般カード

公式サイト https://www.to-me-card.jp/admission/tome-ana/
年会費 2,200円
※初年度無料
マイル還元率 0.5%
ボーナスマイル ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で1.5マイル
国際ブランド JCB
申し込み対象 ・18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入がある
・高校生を除く18歳以上の学生
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで(海外)

ソラチカ一般カード(ANA To Me CARD PASMO JCB)は、To Me CARD PASMOの機能を兼ねたANAカードで、陸マイラーに向いています。

ソラチカ一般カードで貯められるポイントは、以下の通りです。

ポイント ポイントの貯まり方
メトロポイント(メトポ) ・1乗車につき平日5ポイント、土日祝日15ポイント
・電子マネー利用で200円につき1ポイント、自動販売機での利用なら100円につき1ポイント
ANAマイル 航空券購入時に100円で1.5マイル
Oki Dokiポイント クレジットカードの利用で1,000円につき1ポイント

通勤や通学、電子マネーによる商品や飲み物の購入では、メトロポイントを貯められます。

土日祝日は乗車ポイントが3倍になり、休日出勤や遊びに行くときにも効率よくポイントが貯まってお得です。

クレジットカードとしての利用でもポイントが獲得でき、休日にしか東京メトロを利用しない人でも普段の生活の中でポイントを貯められます。

貯めたメトロポイントや、通常のショッピングで貯まるOki Dokiポイントは、マイルに交換可能です。

「年に1回の帰省のためにマイルを貯めたい」「旅行の際にまとめてマイルを使いたい」といった人は、ソラチカ一般カードを発行しましょう。

ボーナスポイントはメトロポイントに移行してからマイルに換えるとお得

3種類のポイントは、相互に交換が可能です。

移行前 以降後
Oki Dokiポイント1ポイント ・5マイル※5マイルコース
・5メトロポイント
Oki Dokiポイント(ボーナスポイント)1ポイント ・3マイル
・5メトロポイント
10,000マイル 10,000メトロポイント
メトロポイント100ポイント 90マイル

通常のOki Dokiポイントは、1ポイント5マイルまたは5メトロポイントに交換できます。

メトロポイントからマイルに移行すると、メトロポイント100ポイントに対して90マイルしか獲得できません。

そのため、Oki Dokiポイントからメトロポイントを経由してマイルに交換すると、10ポイント少なくなってしまいます。

マイルへの交換を優先するなら、Oki Dokiポイントから直接マイルに交換しましょう。

しかしOki Dokiポイントのボーナスポイントは、直接ANAマイルに交換すると3マイルにしかなりません。

メトロポイントに交換してからマイルに移行すると、Oki Dokiポイント1ポイントで4.5マイル獲得できます。

Oki Dokiポイントのボーナスポイントとは、キャンペーンで付与されるポイントです。

ボーナスポイントは、メトロポイントに交換してからマイルに移行しましょう。

メトロポイントは、Oki Dokiポイント200ポイントから100ポイント単位で交換できます。

交換できる単位に達してから、交換手続きをしましょう。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードはマイルの移行期限を無期限にできる

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

公式サイト https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-classic-card/
年会費 7,700円
マイル還元率 1.0%
ボーナスマイル ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で2.5マイル
国際ブランド American Express
申し込み対象 原則20歳以上で定職に就いている
付帯保険 ・海外旅行傷害保険3,000万円まで
・国内旅行傷害保険2,000万円まで
・ショッピング補償年200万円まで

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ポイント移行コースに登録するとマイルの移行期限を無期限にできます。

通常のアメリカン・エキスプレス・カードのポイント有効期限は3年間です。

年6,600円の参加費を払えば、ポイント移行コースに参加できます。

年に1~2回程度の旅行のみであまり飛行機に乗らない人は、せっかく貯めたポイントの交換や利用を忘れがち。

ポイントの期限を気にせずマイルを貯めたい人は、ポイント移行コースに登録しましょう。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、利用代金100円につき1ポイント加算されるカードです。

ANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用すると、通常ポイントに加えて100円につき1マイル自動で加算される特典もあります。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、旅行関連の特典も豊富です。

  • 空港ラウンジサービス
  • 手荷物無料宅配サービス

旅行をする機会が多く、空港での時間を快適に過ごしたい人は、ANAアメリカン・エキスプレス・カードに申し込みましょう。

ただしアルバイトやパートは申し込めないので、ANA一般カードやソラチカ一般カードを選ぶ必要があります。

入会特典が豊富でマイルを貯めやすい

ANAアメリカン・エキスプレス・カードには、以下の入会特典がありマイルを効率的に貯められます。

条件 マイル数
入会特典 1,000マイル
入会後3ヶ月以内に10万円以上のカード利用 1,000ポイント
入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用 5,000ポイント
入会後3ヶ月以内に50万円以上のカード利用 6,000ポイント
50万円以上のカード利用(通常のカード利用特典) 5,000ポイント
合計 1,000マイル+17,000ポイント

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特典でもらえる1,000マイルと、12,000ポイントと合わせて、アメリカン・エキスプレス・カード自体の特典も受けられます。

1,000ポイントを1,000マイルに交換できるため、18,000相当のマイルが付与されてお得です。

クレジットカードを月に17万円程度利用する人は、3ヶ月で50万円を達成できます。

ANA VISA SuicaカードはSuica機能一体型で電車通勤にも便利

ANA VISA Suicaカード

公式サイト https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/anasuica/index.jsp”
年会費 2,200円
※初年度無料
マイル還元率 0.5%
ボーナスマイル ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で1.5マイル
国際ブランド Visa
申し込み対象 満18歳以上(高校生は除く)
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで

ANA VISA Suicaカードは、ANAカードとSuica機能が一体型していて、電車通勤にも便利です。

Suicaは「首都圏エリア」「北海道エリア」など、同じエリア内での移動なら全国どこでも利用できるため、多くの人が使えます。

ワンタッチで電車やバスに乗れ、オートチャージにも対応。

Suicaへのチャージやオートチャージでも、Vポイントが貯まります。

通勤や通学に電車やバスを利用している人は、意識しなくても自然にポイントが貯まってお得。

電車だけではなくショッピングでもポイントが貯まるので、メインカードとして利用すれば搭乗機会が少なくてもマイルを貯められます。

貯まったVポイントは、1ポイント1マイルとして交換可能です。

年会費も2,200円と負担が少なく、カードを継続すればボーナスマイルが1,000マイル付与されるので、年会費を支払っても元を取れます。

通勤や通学、買い物で電車やバスを利用する人は、ANA VISA Suicaカードでポイントを貯めてマイルと交換しましょう。

ANAワイドゴールドカードはマイル還元率が1.0%と高い

ANAワイドゴールドカード

公式サイト https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/ichiran/?cat=04
年会費 15,400円
マイル還元率 1.0%
ボーナスマイル ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で2マイル
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
申し込み対象 満18歳以上(高校生は除く)で本人に安定継続収入がある※JCBは 20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入がある
付帯保険 ・海外旅行傷害保険5,000万円(JCBは1億円)まで
・国内旅行傷害保険5,000万円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間300万円(JCBは500万円)まで

ANAワイドゴールドカードは、マイル還元率が1.0%と高いANAカードです。

一般的なANAカードのマイル還元率は0.5%なので、ANAワイドゴールドカードを使うだけで2倍のマイルを貯められます。

1年で60万円(月5万円)決済すると、ANAワイドゴールドカードなら3,000ポイント多く獲得できます。

マイル還元率 年間の獲得マイル数
0.5% 3,000マイル
1.0% 6,000マイル

航空券購入時に獲得できるマイルも2マイルと多く、搭乗ボーナスマイルは25%。

空港ラウンジや会員専用デスクも利用可能で、付帯保険も充実しているので、航空機を使って旅行する機会が多い人にぴったりです。

ANAワイドゴールドカードは、国際ブランドによって申し込みできる年齢と旅行傷害保険が異なります。

JCBブランドは20歳からしか申し込めず、学生は対象外。

海外旅行傷害保険が1億円までと高額なので、海外旅行へ行く人に向いています。

ヨーロッパではJCBブランドの支払いに対応していない店舗も多いので、アジア圏の旅行に最適です。

VisaとMastercardカードは18歳から申し込める代わりに、海外旅行障害保険やショッピング補償の金額が低め。

VisaとMastercardカードには年会費割引があるため、年会費を抑えてカードを保有したい人におすすめです。

支払い方法をマイ・ペイすリボに設定し、年1回以上リボ払い手数料の支払いがあれば、年会費が11,550円に割り引かれます。

20歳未満でANAワイドゴールドカードに申し込む人や、年会費を抑えたい人は、VisaまたはMastercardを選びましょう。

20歳以上で補償を充実させたい人には、JCBが向いています。

ANAダイナースカードは優待特典が豊富で空港ラウンジも利用できる

ANAダイナースカード

公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/anadiners_new.html
年会費 29,700円
マイル還元率 1.0%
ボーナスマイル ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で2マイル
国際ブランド ダイナースクラブ
申し込み対象 ダイナースクラブ所定の基準を満たす
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1億円まで
・国内旅行傷害保険1億円まで
・ショッピング補償年間500万円まで

ANAダイナースカードは優待特典が豊富なANAカードです。

特典の内容は以下の通りで、空港ラウンジも利用できます。

  • 空港ラウンジ
  • トラベルデスク
  • 手荷物宅配サービス
  • 機内販売10%割引
  • 一休.com プレミアサービス 特別優待
  • 料亭プラン
  • チケットサービス
  • 会員向けイベント

旅行先で快適に過ごせる空港ラウンジやトラベルデスクの利用はもちろん、一休.com プレミアサービス 特別優待によって厳選されたホテルや旅館をお得な価格で利用できます。

一休.com プレミアサービス 特別優待では、レストランの限定メニューやスペシャルセールが利用できるケースも。

通常は予約が難しい高級料亭をダイナースクラブが予約してくれる料亭プランや、会員限定の体験イベントと多彩な特典を利用可能です。

ポイントは100円の利用につき1ポイント付与され、1ポイント1マイルのレートで交換できます。

ANAダイナースカードのポイントは有効期限もマイルへの移行上限もないので、必要なポイントが貯まるのを待ってからマイルに交換しても構いません。

カードには利用上限額が設けられていないため、高額決済に利用すればまとまったポイントを貯められます。

豊富な特典を受けたい人や、ポイントを貯めてから必要なタイミングでマイルに交換したい人は、ANAダイナースカードを選びましょう。

ANAダイナースカードを発行するには年収400万円が目安と考えられる

ANAダイナースカードの発行基準は明記されていませんが、年収400万円が1つの目安と考えられます。

過去ダイナースクラブカードは、27歳以上を申し込みの基準としていました。

現在は働き方やライフスタイルの変化に伴って年齢を元に判断する仕組みを見直しているため、27歳以下でも審査に通る可能性もあります。

とはいえ分類上はANAゴールドカードに当たるため、誰でも発行できるわけではありません。

25歳~29歳の平均給与は389万円なので、過去の基準を元にすると、少なくとも年収400万円を超えていなければ審査通過は難しいと推測できます。

出典:令和4年文民間給与実態統計調査│国税庁

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは手数料無料でポイントをマイルに移行できる

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

公式サイト https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/
年会費 34,100円
マイル還元率 1.0%
ボーナスマイル ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で3マイル
国際ブランド American Express
申し込み対象 原則20歳以上で定職に就いている
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1億円まで
・国内旅行傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間500万円まで

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、6,600円の手数料しに無期限でポイントをマイルに移行できるANAカードです。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードを持っている人は、マイルの移行期限を無期限にしたければ年会費6,600円を払わなければいけません。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら、手数料なしで有効期限を気にせずマイルに移行できます。

入会特典もANAアメリカン・エキスプレス・カードより多く、68,000マイル相当のマイル獲得も可能です。

条件 マイル数
入会特典 2,000マイル
入会後3ヶ月以内に60万円以上のカード利用 16,000ポイント
入会後3ヶ月以内に100万円以上のカード利用 12,000ポイント
入会後3ヶ月以内に180万円以上のカード利用 20,000ポイント
180万円以上のカード利用(通常のカード利用特典) 18,000ポイント
合計 2,000マイル+66,000ポイント

すべての特典を受け取るには入会後3ヶ月間で180万円、1ヶ月で60万円の決済をする必要が
あります。

「海外と日本を行き来する機会が多い」「近いうちにまとまった出費がある」など、条件を達成できる人にはお得な特典です。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードではハイクオリティなサービスも受けられる

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを持っていると、以下のハイクオリティなサービスも受けられます。

サービス 内容
プライオリティ・パス 空港ラウンジのみではなく空港VIPラウンジも利用できる
スマートフォン・プロテクション スマホの修理代金を最大3万円まで補償
キャンセル・プロテクション 旅行やコンサートなどに行けなくなったときキャンセル費用を年間10万円まで補償

プライオリティ・パスやキャンセル・プロテクションは、ゴールドカードならではの特典です。

マイルの貯まりやすさと特典の豊富さを両方叶えるなら、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを発行しましょう。

ソラチカゴールドカードは土日祝日の東京メトロ利用でポイント2倍

ソラチカゴールドカード

公式サイト https://www.to-me-card.jp/admission/tome-ana-gold/
年会費 15,400円
マイル還元率 1.0%
ボーナスマイル ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で2マイル
国際ブランド JCB
申し込み対象 20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入がある
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1億円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間500万円まで

ソラチカゴールドカード(ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD)は、土日祝日の東京メトロ利用でポイントが平日の2倍獲得できるANAカードです。

ソラチカ一般カードで貯められるポイントは、以下の通り。

ポイント ポイントの貯まり方
メトロポイント(メトポ) ・1乗車につき平日20ポイント、土日祝日40ポイント
・電子マネー利用で200円につき1ポイント、自動販売機での利用なら100円につき1ポイント
ANAマイル 航空券購入時に100円で2マイル
Oki Dokiポイント クレジットカードの利用で1,000円につき1ポイント

一般カードで平日に東京メトロに乗車すると5ポイントしか貯まりませんが、ゴールドカードなら平日でも20ポイント貯められます。

土日祝日は2倍になり、40ポイント獲得可能です。

PASMOも付帯していて定期券も搭載可能なので、鉄道から航空機の搭乗までポイント還元を受けられます。

ソラチカゴールドカードは、旅行傷害保険が充実。

国内は航空障害保険だけではなく、旅行傷害保険も適用されます。

海外では最高1億円まで補償が受けられる、海外に行く機会が多い人にもぴったりのカードです。

1,000円で1ポイント獲得できるOki Dokiポイントは、1ポイント10マイルに換算され、ポイント還元率1.0%の高還元を受けられます。

PASUMO対応の鉄道やバスの利用でポイントを効率的に貯めたい人や、旅行時の補償が手厚いカードを希望する人は、ソラチカゴールドカードを発行しましょう。

ANAワイドカードは年会費1万円以内で維持しやすい

ANAワイドカード

公式サイト https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/ichiran/?cat=03
年会費 7,975円
マイル還元率 0.5%
ボーナスマイル ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
航空券購入時のマイル 100円で1.5マイル
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
申し込み対象 満18歳以上(高校生・大学生は除く)
※JCBは本人または配偶者に安定継続収入がある
付帯保険 ・海外旅行傷害保険5,000万円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで

ANAワイドカードは年会費10,000円以内で発行できる、維持しやすいANAカードです。

ゴールドカードを発行すると15,000円以上かかるため、収入が不安定な新卒やフリーターでは負担になる可能性も。

ANAワイドカードならほぼ半額で維持できるため、一般カードよりもボーナスマイルや付帯保険を充実させたい人にぴったりです。

一般カードとの違いは以下の通り。

カードの種類 年会費 ボーナスマイル 付帯保険
ANA一般カード 2,200円
※初年度無料
・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,0
00マイル
・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで
ANAワイドカード 7,975円 ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
・海外旅行傷害保険5,000万円まで
・国内航空傷害保険5,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで

ANAワイドカードは、一般カードよりもボーナスマイルや付帯保険が充実しています。

通常のマイル還元率や、マイルを2倍受け取るコースに登録する年間の手数料は変わりません。

フライトや旅行の機会が多い人は、ANAワイドカードを選ぶと搭乗ボーナスマイルでマイルが貯まりやすく、付帯保険の金額も大きいです。

10,000円以下の年会費でボーナスマイルや付帯保険を充実させたい人は、ANAワイドカードを選びましょう。

普段のショッピングをメインに貯めるなら、年会費負担の少ない一般カードが向いています。

ANA JCBカード ZEROは29歳以下なら5年間年会費が発生しない

ANA JCBカード ZERO

公式サイト https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/jcb_zero/
年会費 無料
※5年間
マイル還元率 0.5%
ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル10%
航空券購入時のマイル 100円で1.5マイル
国際ブランド JCB
申し込み対象 18歳以上29歳以下(学生不可)で本人または配偶者に安定継続収入がある
付帯保険

ANA JCBカード ZEROは18歳~29歳以下を対象としたANAカードで、5年間年会費が発生しません。

入会ボーナスや継続ボーナス、付帯保険がない代わりに、年会費を無料にしたシンプルなカードです。

搭乗ボーナスマイルや航空券購入時のマイル付与は、他のカードと同様に行われます。

旅行に便利な以下のサービスも付帯しているので、通常のショッピングや旅行での割引をメインにカードを利用したい人にぴったりです。

  • 提携ホテル宿泊割引
  • レンタカー割引
  • 機内販売10%オフ
  • 空港内店舗「ANA FESTA」で10%オフ
  • 旅行商品や空港免税店5%オフ
  • ANAオンラインショップ「A-style」で5%オフ

ホテルやレンタカーの割引は、旅行先でお得に利用できる特典です。

機内販売や空港内店舗では、10%オフで商品を購入できます。

ANA JCBカード ZEROは、有効期限が来たらANA JCB一般カードに自動切り替えされるカードです。

ANAマイレージクラブのお客様番号やマイレージ残高も引き継がれるので、貯めたマイルが無駄になる心配はありません。

ANA JCBカード ZEROは社会人向けで、学生は対象外のため、学生で年会費なしのANAカードを発行したい人はANAカード学生に申し込みましょう。

ANAカード学生は在学中年会費無料で保有できる

ANAカード学生

公式サイト https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/ichiran/
年会費 在学期間中年会費無料
マイル還元率 0.5%
※JCBは1.0%
ボーナスマイル ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
航空券購入時のマイル
国際ブランド ・Visa
・Mastercard
・JCB
申し込み対象 18歳以上の学生(高校生は除く)
付帯保険 ・海外旅行傷害保険1,000万円まで
・国内航空傷害保険1,000万円まで
・ショッピング補償年間100万円まで(JCBは海外のみ)

ANAカード学生は在学中年会費無料で保有できる、学生専用のANAカードです。

年会費は無料でもボーナスマイルが受け取れ、旅行傷害保険やショッピング補償も付帯しています。

JCBブランドはマイル還元率が1.0%と高く、普段のショッピングでマイルを貯めたい人にぴったりです。

VisaとMastercardは、リボ払いまたは分割3回以上の支払いを条件に、国内で購入した商品にもショッピング補償が付帯します。

ANA一般カードやANA JCBカード ZEROは、学生の申し込みを認めていません。

交通系IC一体型カードなら、ソラチカ一般カードとANA VISA Suicaカードも選べますが、年会費が2,200円発生します。

大学生や専門学校生で、年会費の心配をせずにANAカードを持ちたい人は、ANAカード学生を発行しましょう。

ANAカード学生は卒業すると一般カードに切り替わるので、継続してANAカードを利用可能です。

自分に合うANAカードを選ぶためのポイント5つ

自分に合うANAカードを選ぶポイントは、以下の5つです。

  • 年会費と獲得できるマイルのバランスが取れているか
  • マイルは貯まりやすいか
  • ポイントに有効期限はあるか
  • 必要な補償が付帯されているか
  • マイルを貯める主な方法が日常生活の中かフライトか

ANAカードの多くは年会費が発生するため、支払う年会費とマイルのバランスが取れていなければいけません。

普段からクレジットカードの利用額が多く、年会費が気にならない人は、マイルの貯まりやすさやポイントの有効期限をチェックしましょう。

旅行やショッピングをする機会が多い人には、付帯保険の充実したANAカードが向いています。

マイルを貯める主な方法がショッピングや公共交通機関の利用か、フライトかによっても選ぶべきカードが異なります。

ANAカードは、優先したい条件や生活スタイルに合わせて選びましょう。

年会費と獲得できるマイルのバランスをチェックする

ANAカードを選ぶ際は、年会費と獲得できるマイルのバランスをチェックしましょう。

年会費の高いANAカードは、マイルの還元率も高いです。

しかしカードの利用額や利用頻度によっては、年会費の負担の方が大きくなる可能性もあります。

  • カードの利用額が少ない
  • フライトの回数が少ない

上記の人は、年会費が低めの一般カードや、交通系IC一体型のソラチカ一般カードまたはANA VISA Suicaカードを選びましょう。

ANAゴールドカードの年会費は、少なくとも15,400円かかります。

ゴールドカードに分類されるのは、名称に「ゴールド」がついたカードとANAダイナースカードです。

継続ボーナスで2,000マイルもらったとしても、マイルの価値が2円前後になると4,000円程度しか年会費の元が取れません。

毎年10,000円程度のポイント還元やマイル付与を受けなければ、年会費分の負担が大きくなります。

ゴールドカードのマイル還元率は1.0%のため、1年間まったく航空機を利用しない人は100万円程度カードを利用しなければいけません。

1回フライトをすると搭乗ごとに25%のボーナスマイルが付与されるので、6~7万円分飛行機に乗る予定があれば年会費をマイルで回収できます。

航空機への搭乗回数や距離を元に、年会費と獲得できるマイルのバランスがいいカードを選びましょう。

マイルの貯まりやすさに注目してANAカードを選ぶ

普段からカードの利用額が多い人や、カードの特典を目的としてANAカードを発行したい人は、マイルの貯まりやすさに注目してANAカードを選びましょう。

カードの種類 マイル還元率 ボーナスマイル マイル移行手数料
・ANA一般カード
・交通系IC一体型カード
0.5% ・入会特典1,000マイル
・搭乗ボーナスマイル10%
・継続ボーナス1,000マイル
・通常コース:無料
・マイル2倍コース:5,500円~6,600円
ANAワイドカード 0.5% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
・通常コース:無料
・マイル2倍コース:5,500円~6,600円
ANAゴールドカード 1.0% ・入会特典2,000マイル
・搭乗ボーナスマイル25%
・継続ボーナス2,000マイル
無料

ANA一般カードやソラチカ一般カードとANA VISA Suicaカードは、ポイントを2倍のマイルと交換する際に手数料が発生します。

ANAゴールドカードは手数料が発生しないため、実質マイル還元率は1.0%です。

継続ボーナスマイルも一般カードやワイドカードの倍で、搭乗ボーナスマイルも25%。

例えば東京と札幌間の往復では、獲得数に以下の差が出ます。

カードの種類 獲得マイル数
一般カード 1,122マイル
ゴールドカード 1,274マイル

参考:ANAカード

年会費を気にせずANAカードを持つなら、ゴールドカードを発行するとマイルを効率的に貯められます。

航空機に乗る機会が少ない人はポイントの有効期限が長いカードを選ぶ

航空機に乗る機会が少ない人は、ポイントの有効期限が長いカードを選びましょう。

クレジットカード会社ごとに、獲得できるポイントには有効期限があります。

クレジットカードのポイント 有効期限
JCBのOki Dokiポイント 2年間
三井住友カードのVポイント 1年間
アメリカン・エキスプレス・カードのポイント 3年間

マイルにも取得日から3年間の有効期限があります。

まとまったマイルを貯めてから利用しようと思っても、有効期限が切れてしまう可能性も高いです。

ポイントの有効期限をなくし、好きなタイミングで交換できるANAカードは以下の通り。

  • ANAアメリカン・エキスプレス・カード※6,600円でポイント移行コースへの登録が必要
  • ANAダイナースカード

ANAダイナースカードは、発行基準が厳しい傾向です。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、20歳以上で定職に就いている人なら発行できる可能性があります。

航空機に乗る機会が少なくポイントの有効期限を気にせずマイルを貯めたい人は、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを選びましょう。

必要な補償や特典が付帯されているか確認する

ANAカードで旅行やショッピングを楽しむなら、必要な補償や特典が付帯されているか確認しましょう。

ANAカードで付帯されている補償は、以下の4つです。

  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • 国内航空障害保険
  • ショッピング補償

航空傷害保険とは、カードの保有者が航空機に搭乗中の事故で傷害を被ったときに補償してもらえる保険です。

旅行傷害保険は航空機の搭乗中に限らず、旅行中の傷害を補償してもらえる制度。

ANAカードは航空系のクレジットカードで、国内は航空傷害保険のみ付帯したカードが多い傾向です。

国内旅行傷害保険も必要なら、付帯したカードを選びましょう。

海外に行く機会が多い人は、傷害保険の金額が高いカードを選ぶと安心感があります。

カードの種類別に付帯保険を確認

カードの種類別に付帯保険を比較しました。

ANAカードの種類 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 国内航空傷害保険 ショッピング保険
・ANA一般カード
・交通系IC一体型カード
1,000万円まで 1,000万円まで 100万円まで
ANAアメリカン・エキスプレス・カード 3,000万円まで 2,000万円まで
※国内旅行傷害保険でカバー
200万円まで
ANAワイドカード 5,000万円まで 5,000万円まで 100万円まで
ANAゴールドカード 5,000万円~1億円まで 5,000万円まで 5,000万円まで
※カードによっては国内旅行傷害保険でカバー
300万円~500万円

ゴールドカードの中でも海外旅行傷害保険が1億円で補償額が高いのは、以下のカードです。

  • ANA JCBワイドゴールドカード
  • ANAダイナースカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

できるだけ安い年会費で国内旅行傷害保険を用意したい人は、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを発行しましょう。

マイルをフライトで貯めるか日常の利用で貯めるかによって選ぶべきカードは異なる

マイルをフライトで貯めるか日常の利用で貯めるかによっても、向いているカードは異なります

マイルの貯め方 選ぶべきANAカード 向いている人
フライトで貯める ・ANA一般カード
・ANAアメリカン・エキスプレス・カード
・ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
・ANAワイドカード
・ANAワイドゴールドカード
・ANAダイナースカード
・航空機の利用回数が多い
・海外に行く機会がある
日常のショッピングや通勤通学で貯める ・ソラチカ一般カード
・ANA VISA Suicaカード
・ソラチカゴールドカード
・電車やバスの利用が多い
・国内のフライトが多い

ANAカードを発行する人が知っておきたい基礎知識

ANAカードを有効活用できるよう、申し込む前に以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ANAカードがあればマイルを効率よく貯められる
  • 年会費の負担が大きくなるデメリットもある

ANAカードを持っていれば、ANAマイルを効率的に貯められます。

マイルは以下の方法で利用可能です。

  • 特典航空券に交換する
  • 座席をアップグレードする
  • 超過手荷物料金の支払いに利用する

ただしANAカードにはデメリットもあるので、納得して利用できるよう事前に確認しましょう。

ANAカードを発行すると効率よくマイルを貯められる

ANAカードには、以下のメリットがあります。

  • 効率よくマイルを貯められる
  • ANAの機内販売や空港店舗で割引を受けられる

ANAカードを持っていると、フライトのみではなく日常の利用で貯めたポイントをマイルに交換できて、効率的です。

例えば月3万円クレジットカードで決済すると、1年間で獲得できるマイルは以下の通り。

マイル還元率 1年で獲得できるマイル
0.5% 1,800マイル
1.0% 3,600マイル

ポイント還元率0.5%の一般カードやワイドカードでも、年間1,800マイル貯められます。

ゴールドカードなら3,600マイルも貯められてお得です。

ANAカードを持っていると、以下のような割引特典も受けられます。

  • 機内販売10%オフ
  • 空港内店舗「ANA FESTA」で10%オフ
  • 空港免税店5%オフ
  • ANAオンラインショップ「A-style」で5%オフ

マイルを貯めつつ割引も利用すると、旅行費用の負担軽減にもつながります。

より効率的にマイルを貯める3つのコツ

より効率的にマイルを貯めるコツは、以下の3つです。

ANA一般カードやANAワイドカードは、マイル2倍コースに登録するとマイル還元率を0.5%から1.0%に上げられます。

年会費5,500円~6,600円で登録できるので、マイルの獲得数を増やしたいときは加入しましょう。

ゴールドカードは、もともとマイル還元率が高いです。

ANAカードを電子マネーと組み合わせて支払えば、ポイント獲得率をアップできるケースがあります。

ポイント還元を受けられるカードは、以下の通りです。

クレジットカード 対応する電子マネー 還元率
・ANA JCBワイドゴールドカード
・ANA ダイナースカード
楽天Edy 0.5%
・ソラチカ一般カード
・ソラチカゴールドカード
PASMO 0.5%
ANA VISA Suicaカード Suica 0.5%

ANAカードマイルプラス加盟店でショッピングすると、クレジットカード会社のポイントとは別に100円または200円につき1マイル付与されます。

還元率は加盟店によって違うので、ANAカードマイルプラス加盟店から対応の店舗や還元率を確認しましょう。

発行するANAカードによって年会費の負担が大きくなるのはデメリット

ANAカードには以下のデメリットもあります。

  • 発行するカードによっては年会費の負担が大きい
  • カードによってはマイル2倍コースに手数料がかかる

ANAカードの中には年会費が高額なものもあり、獲得できるマイル数によっては年会費負担の方が大きくなります。

クレジットカード 年会費
ANAダイナースカード 29,700円
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 34,100円

年に1回~2回しか航空機を利用しない、ショッピング額も少ないといった人は、年会費分のマイルを獲得できません。

カードの利用頻度が少ない人は、年会費の少ない一般カードを発行して負担を軽減しましょう。

ANA一般カードやANAワイドカードは、マイル2倍コースに登録すると移行手数料が5,500円~6,600円必要です。

カードを比較する際は、移行手数料も含めて無理なく手数料や年会費を負担できるか確認しましょう。

負担が心配なら、無料で交換できる通常コースの利用が向いています。

ANAカードについてよくある質問と回答

ANAカードについてよくある質問は、以下の通りです。

  • ANAカードにキャンペーンはありますか?
  • 年会費無料で発行できるANAカードはありますか?
  • ANAカードのSFC修行とは何ですか?

ANAカードを発行するにあたって、費用面が気になる人も多いです。

キャンペーンや年会費無料のカードに関する情報を知っていると、発行のハードルが下がる可能性もあります。

ANAカードに関して頻繁に聞くSFC修行とは何かも確認して、空の旅をお得で快適に楽しみましょう。

ANAカードでキャンペーンは実施されている?

ANAカードでは、期間限定でキャンペーンが実施されているケースもあります。

キャンペーンの例は以下の通りです。

クレジットカード キャンペーン内容 条件 期限
ソラチカ一般カード 抽選で最大20,000ポイントプレゼント ・メトポにTo Me CARDを登録
・To Me CARDクレジット決済で5,000円以上のショッピング
2024年6月30日
ANA JCBカード 新規入会と各種条件達成でマイルプレゼント ・新規入会で最大10,000マイル
・利用や各種設定で最大90,000マイル
2024年6月30日
ANAダイナースカード 選べる新規入会キャンペーン 新規入会や一定の利用額達成で最大77,000マイル相当 2024年9月30日

※2024年4月現在

時期によってキャンペーンが実施されているカードや、キャンペーンの内容は違います。

キャンペーンが実施されている時期に申し込みたい人は、発行したいカードの公式サイトをこまめにチェックし、タイミングを見計らって申し込みましょう。

年会費無料で発行できるANAカードはあるの?

年会費無料で発行できるANAカードは、以下の通りです。

  • ANA JCBカード ZERO
  • ANAカード学生

ANA JCBカード ZEROは18歳~29歳の社会人限定で、申し込みから5年間のみ年会費無料です。

ANAカード学生は、在学期間中に限り無料で利用できます。

年回の負担を減らしてカードを発行したい人は、以下のカードを発行しましょう。

  • ANA一般カード
  • ソラチカ一般カード
  • ANA VISA Suicaカード

1,000マイルの継続ボーナスが受け取れるので、実質年会費の負担を減らせます。

ANAカードのSFC修業とは何か教えてください

ANAカードのSFC修行とは、スーパーフライヤーズカードを発行してもらうため、ANAの航空機やANAカードを頻繁に使用することです。

スーパーフライヤーズカード(一般カード)の特徴は以下の通り。

年会費 11,275円
ボーナスマイル ・搭乗ボーナスマイル35%
・継続ボーナス2,000マイル
特典の例 ・プレミアムメンバー専用サービスデス
・座席のグレードアップ
・国内線の先行予約
・ANA LOUNGEの利用
・手荷物受取優先や許容量優待
・フライトボーナスマイルアップ

スーパーフライヤーズカードには、ゴールドカードやダイナースクラブブランドもあります。

特典が多く快適にフライトができるため、獲得を目指す人が多い傾向です。

スーパーフライヤーズカードの発行には、ANAのプレミアムメンバーサービスで「ダイヤモンドサービス」メンバーか「プラチナサービス」メンバーにならなければいけません。

資格を獲得するには国際線も国内線も含めて搭乗機会を増やす必要があるため、修行と呼ばれます。

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